日本・名古屋 — 2025年6月27日 — 協働ロボット分野で世界を牽引するDOBOTは、名古屋にて新製品発表会を開催し、地元のパートナー企業200社以上と多数の業界メディア関係者が集まりました。本イベントでは、DOBOTの最新機種「CR 30H」と「Nova 2s」を正式に発表し、最先端テクノロジーを通じて自動化の未来を大きく塗り替えることを目指します。
DOBOTのCEOであるPeichao Liu氏は、同社のグローバル展開と業界での認知度向上について強調しています。「私たちは単にロボティクスを革新しているのではなく、開発者が自らのインテリジェントエージェントを育てるためのプラットフォームを提供しています」とLiu氏は語ります。日本をはじめとする世界各国で信頼を獲得し続けているDOBOTは、2024年に香港証券取引所への上場を果たし、さらなる飛躍を目指しています。
さらにLiu氏は次のように付け加えています。 「人とロボットの協働は、もはや夢物語ではありません。柔軟でスマートな自動化を通じて誰もが手にできる現実となっています。」
高可搬重量と高速動作の両立は、ロボティクス分野において長年の課題とされてきました。一般的に、可搬重量30kgクラスの協働ロボットは関節速度が200°/s未満に制限されており、一方で高速モデルは可搬重量が15kg以下にとどまります。新たに発表されたCR 30Hは、このトレードオフを打破し、30kgの可搬重量と300°/sの関節速度を両立しました。DOBOT独自のHyperMoveアルゴリズムを搭載し、加速度を最適化することで生産効率を最大20%向上させます。
CR 30Hは、1,800mmのリーチと最大可搬時でも0.3mm未満の振動変位を実現し、重量物パレタイジング、自動車組立、金属ハンドリング、レーザー加工機への供給、半導体搬送などの重作業分野で高いパフォーマンスを発揮します。
2つのバリエーションが、用途に合わせたニーズに応えます:
CR 30T(タッチエディション): トルクセンサーを搭載し、ダイレクトティーチングや衝突検知に対応。
CR 30H-Food(クリーンエディション): NSF認証を取得し、食品グレードの素材と衛生設計を採用。乳製品や冷凍食品の製造ラインに最適です。
現代の生産現場における省スペース化のニーズに応えるために開発されたNova 2sは、設置面積を従来比で40%削減しながら、フル6軸の高機能を実現します。剛性に優れたショートアーム構造により、繰り返し位置決め精度は±0.05mmを誇ります。また、有線・無線のシームレス切り替えに対応しており、柔軟なレイアウト変更や迅速なライン調整を可能にすることで、パワーと適応力を兼ね備えたアジャイル生産を支えます。
イノベーションを原動力に、グローバル展開を加速
DOBOTは、世界中で80,000台以上の協働ロボットを導入し、フォーチュン・グローバル500企業から中小製造業まで、幅広い顧客にソリューションを提供しています。創業10周年を迎えた今もなお、グローバル市場への投資を一層拡大し続けています。DOBOTはこれからも、高性能な製品と信頼性の高いサービスを世界中のパートナーへ届け、スマートオートメーションの可能性をあらゆる産業で引き出していきます。
Dobotについて
Dobotは2015年に設立され、デスクトップ型ロボットアームのパイオニアとして、協働ロボット分野でも世界をリードするメーカーの一つです。AI、システムインテグレーション、インテリジェントセンシングなどの中核技術を自社開発し、革新的なソリューションを提供しています。
Dobotの協働ロボットとソリューションは、製造業をはじめ、医療、サービス、小売といった幅広い分野で活用されており、お客様の自動化、知能化、柔軟な生産体制を支援することで、最小限の人手で最大の成果を実現します。また、産学連携を通じて学術機関と密接に協力し、次世代の人材育成にも取り組むことで、業界のさらなる発展に貢献しています。
Dobotは、中国における協働ロボット輸出No.1の実績を誇り、米国、日本、ドイツ、タイなど世界各国に拠点を展開し、堅固なグローバルネットワークを築いています。これまでに80,000台以上の協働ロボットを世界中に出荷・導入しており、現在では100を超える国と地域の自動化現場でDobotのロボットとソリューションが活躍しています。
マーケティングお問い合わせ先
自動化の変革に参加しましょう。より効率的な将来を目指して、一緒に頑張りましょう。